251〜260 大切なものは腕ごと切り落とされるのだ 嗚呼 あの空に指さえ届け ば 口にすれば溶けてしまうわ だから ね 永遠に柩の中 ほら 温かな光を掴も う? ご と り 、 嗚呼 今 時が腐っ た そして枯れない花が散る 哀願したてのひら 優しさで壊して犯して跡形もなく 崩れ落ちていく時間の概念 伯爵は永久の夢を見る 261〜270 ひらりひらり君は焼け死ぬんだね むせび泣く桜花 声が欲しいと云っても あなたは気付かないでしょ う 終わり奏でることが出来れば ただいま そしてさよなら 春風 やわらかなきょうき 虹のふもとへ行きなさい 君を失った可哀相な僕 空から罪が降る街 星が呼んでる 271〜280 ハロー・グッドバイ 猫の瞳は異世界の扉 戻らないやさしさ きっと死に際に降る雨は甘いんだろうな おろかなこいよきえてしまえ 声が届かないからこそ叫べることだってあるでしょう ? 絶望すら幸福に変える深い毒 それ は 鎮魂歌は甘やかに轟く 確かめる術は空に溶けてしまった けど 始まる瞬間に終わりへとカウントダウン開始 281〜290 背中の爪痕は君の証 嘆くことすらただの我儘だけどでもね 嘆く以外どうしろと言う の? 愛すら無意味だと言うのなら俺の存在は何処にもありはしないよ 残酷に成り切れなかった死神の行方 噴出す血潮を全身に浴びながらすぐに塞がる傷を 想う 叶わぬものを欲する甘美 墓石にこだまする空虚 なにも云わないあなた せめてやすらかに逝って 偽善にしか成り得ない優しさよ いくら願ってもあなたは微笑んだままの最期 291〜300 おわかれしましょうか あなたを許したかった 犠牲は君以外有り得ませんでした 睦言 腐らせないで 朔月の呪い望月の涙 魔物が流した一握の夢 気持ちを裏切って時は全てを風化させていく 矛盾すら愛して やさしいうそつき 告白しましょうか 俺はあなたを愛してなんかいませんでした |