51〜60
世界で一番ゆるやかに優しく俺を殺すのだ
突き落とせば愛が唄う
そうしてきょうも猫はほほえむ
僕達の手をほどくのは神様じゃなくて世界だよ
群青レンズ
ラストサイレン
火が焼け死ぬその 鮮烈な響き
エヴァスノウをもう一度
薔薇よりも赫い海の中
言葉は繋がらない

61〜70
かみさま 彼を聖人の1人にお迎えください
毒薬を糖衣で覆う
隠滅は十八番
けだるい焦燥と青いだけの空
忘れてしまえ
流水に落ちた一滴の血
貴方の体温を奪いたい願望
傲慢で単純な自然の形
弱さゆえの狂気
未だに胸の奥に燻っている三文字が じりじりと俺を痛め付ける

71〜80
悲しみを孕んで曖昧に滲む
ヴィーナスは死んでしまった
夢見鳥の恋
ないもの強請りは だれ
あなたの嘘に許される
君を犠牲にして進む世界が 美しいはず な い
呟きかけた名前を喉の奥へ押し戻す
死者に勝てない俺の愛はいったい何処に帰れば報われる の
追悼 そして追憶
そうして俺は血塗れた現実で触れることのない貴方を恋い続ける

81〜90
嗚呼 私は 何も憎まないあの子の代わりに強く世界を呪うでしょう
赤が欲しい
振り返らない背中
いちばんに なりたかっ た
花篝
愛しい愛しいと言う心 即ち戀(コイ)
葬列は 何処へ
うつらない鏡
泉路(センロ/黄泉路)
水面に沈くきみの影(ミナモニシズク/水面に映る)

91〜100
メロウ
鈴の音が告げた 悪夢
さよならを言う理性
仮初の幸福
かわいそうな女王様
神様 慈悲があるなら僕を殺して
此処は君のいない未来
愛してが 云えない
昔 好きだった ヒ ト
交わらない点